～先生との恋～

入学式

今日は待ちに待った高校の入学式。


私、早乙女蘭（サオトメラン）は、今日から高校生。


ワクワクして、昨日は全然眠れなかった・・・


「蘭～～！！早く学校行かないと遅刻するわよぉ～～！？」


ヤバッ！！もう８時じゃん！！


入学当初から遅刻とかやってらんないよ。


「蘭、ご飯食べないの？」


「いらない！！行ってきます！！」


「あッ！！待ちなさい！！お弁当忘れてるわよぉ～？」


「ありがと」


私はもうダッシュで学校まで走った。


学校が見えてきたと思ったら、
「入学生は、体育館に整列してください。」


「もう、始まっちゃう！！」


私は、最後の最後まで頑張って走った。


ヤバッ・・・体育館の場所知らない・・・


いろんなとこをうろうろしていると一人のスーツを着たカッコいい男の人が喋りかけてきた。


「君、何をしているんだ？」


「あ・・・えっと・・・・・。」


「君は入学生じゃないのか？」


「あ、そうなんです。体育館の場所が分からなくて・・・。」


「そうか、体育館の場所はあっちだ。」


「ありがとぉございます！！」


「あ、ちょっと待ちなさい。君の名前はなんだ？」


「早乙女　蘭といいます。」


「そうか。俺は体育を担当してる新垣　新（アラガキ　アラタ）だ。」


新垣先生ってゆうんだぁ～・・・