もっと、めちゃくちゃにして。←ベリーズカフェ限定公開
嫌いなら、放っておいてくれればいいのにね。
どうして嫌いな人の悪口を言うのだろうか。
『藍、大丈夫か?』
「うん、大丈夫!行こ」
拓叶の声ではっと顔を上げると、円ちゃん達は先を歩いていたことに気が付いた。
ダメダメ。
そんなこと考える時間が無駄だ。
『考え事か?』
「うぅん。
ちょっとした疑問。気にしないで」
『そっか。』
きっと、この気持ちは拓叶には分からないよ。