もっと、めちゃくちゃにして。←ベリーズカフェ限定公開
ほんと、あたしだけ心臓バクバク鳴りっぱなしなんじゃ…
もうドキドキが止まらなくて…
「恋…私、すっごく憧れる。」
『川たんは俺に恋すればいいじゃん。』
へ?
真っ直ぐ、漣くんは円ちゃんをみつめた。
そこに一瞬二人だけの世界が見えた…気がした。
もしかしなくても、漣くんは円ちゃんのことが前から好きだったんじゃ…
「ふふっ、ありがとう」
『え、何、もしかして俺振られた!?』
うんうん頷く私と拓叶をチラチラ見る漣くん。
円ちゃんらしく相手を傷付けない優しい振り方。
でも、振り方に優しさなんて…あるのかな。
あっ。
また変な事考えてしまった。
頭からかき消すために、甘いクレープを頬張る…
何でもよく考えすぎる悪い癖。