もっと、めちゃくちゃにして。←ベリーズカフェ限定公開
一人で泣かないでよ…。
『んん…藍…』
「拓叶…!!」
そっと目を開けた拓叶…
ゆっくり身体を起こした拓叶を思わず、抱きしめてしまった…。
『わっ、藍どうした?』
「どうしたじゃないよ…
ものすごく心配したんだから…」
『…ごめん』
「バイト放り出して、駆けつけたかった…」
もう、あたしにも拓叶が居なきゃダメだ。
ずっと側に居たくてたまらない…
『心配かけて…ごめん』
「あたしこそ、ごめんね…
拓叶のこと、漣くんから聞いたの。」
『水瀬のやつ…』
「あたしは拓叶にたくさん触れたい…」
『藍…』
すると、拓叶はぎゅっとあたしを抱き寄せた…
拓叶の胸元に耳を済ませると、聴こえてくる胸の鼓動が心地よくて…
『ごめん…俺の口からちゃんと言うつもりが』
「うぅん。」
『藍…甘えていい?』
拓叶の甘い声にゆっくり頷いた…