もっと、めちゃくちゃにして。←ベリーズカフェ限定公開
自分のことをこれまでも好いてくれる人は拓叶以外にいるのかな?
「ありがと…ごめんね?」
『ばーか、変なこと考えんなよな?』
「うん…」
『ほら、起きて明日のデートでも考えるか?』
「ははっ、そうだね」
起き上がろうとする、拓叶の首に手を回してキスをする。
「これは感謝のキス…です。」
『です。って、なんで敬語になってんだよ』
そうクスクス笑う拓叶。
『でも、嬉しい…』
「…あっ」
気を抜いた瞬間、キスを返された。
何度も何度も、甘いキスを…───
暑い夏に、熱いキス…
身体の体温が熱くなる…
もっと、もっとって…身体が欲しがる。
拓叶への好きが溢れてもう、止められそうにない。
心のブレーキなんて壊れてしまえ…