もっと、めちゃくちゃにして。←ベリーズカフェ限定公開
そして待ち合わせ時間の17時半、下駄を履いているため少し遅れてしまったけど、もう待ち合わせ場所には漣くんと拓叶は着ていた。
え…二人とも甚平着てる…
『お!
二人とも浴衣似合ってるね!!』
「遅れてごめんね〜…」
円ちゃんの浴衣姿をマジマジと見る漣くん。
その姿にクスッと笑っていると、浴衣の裾を少し引っ張られた。
振り返ると拓叶は俯いていて…
「拓叶?」
『…可愛すぎて…無理。
直視できないんだけど…』
「…………ななっ///////」
ま、待って。
なに、この反応!?
互いに恥ずかしさを爆破させて、互いに互いを直視できないでいると、漣くんが笑った。
『あははっ、ちょっとお二人さん大丈夫?』
「もう!!
漣くん、これはこれでいいんだよ!」
ちょっと、円ちゃん…/////
ダメだ…ほんと、緊張する〜…