もっと、めちゃくちゃにして。←ベリーズカフェ限定公開



…───────────



熱い時間が終わると、拓叶はあたしの髪を優しく撫でた。



『…痛かった?』


「…ちょっとだけ」



そう答えると拓叶はあたしから目を逸らした…



『ごめん』


「うぅん…大丈夫」



ねぇ、目…逸らさないでよ。


そっと拓叶の頬に下から左手を添える…


ゆっくり目を合わされると、あたしは拓叶の唇に右手の人差し指を当てた…



「まだ…乱され足りてないみたい…」


『なっ/////
ば、ばか!!』


「ははっ、嘘!」


『っ…藍!!』


「だって、いつもされっぱなしなんだもん…
その…仕返しってやつ?」



そうクスクス笑うと、拓叶はムスッとした。



『ったく。
…って、ごめん…浴衣』



はだけた前襟を直してくれた拓叶…



「…いいよ。
どうせ脱ぐし…」


『また…来年も着てよ』



へ…?







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