もっと、めちゃくちゃにして。←ベリーズカフェ限定公開



ずっと寄り添いたい。

ずっと近くに居たい。

拓叶の笑顔の傍に居たい。

悲しい時は一番近くで支えたい。



『藍…』


「わっ!?」



勢いよくぎゅっと抱きしめられて、耳元で啜り泣く声がした。



「ほんと…もう…」


『守り事…決めよ。
俺、藍を離したくない。
ずっと傍に居たいし、居てほしい。』


「ははっ、当たり前じゃん!」


『俺、藍の想像より…寂しがり屋で嫉妬深いけど…』


「うん。」



『…拓叶!?に、藍ちゃん!?』



その声に二人共肩をビックリさせて声のする方向を見ると、漣くんと円ちゃんが立っていた。




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