もっと、めちゃくちゃにして。←ベリーズカフェ限定公開
あ、朝練の時間か…
『なんで寝巻き…てかどうしたんだよ!?』
「離婚したって。
それで今日から知らない男の人と暮らすから出て行ってて。」
『は?ちょっと待てよ…言ってる意味』
「はは、あたしのこと邪魔者扱いだよ。」
『藍…ちょっと来い』
閉めたばかりのドアを開けて、家にあたしを入れた伊織。
「ちょっと、伊織!?」
『良いから、とりあえず顔洗って制服着ろよ?』
脱衣所を開けて、優しく背中を押された。
鏡に写る顔は酷くて…
ゆっくり頷いて、ドアを閉めた。