もっと、めちゃくちゃにして。←ベリーズカフェ限定公開
あたしまだ寝てる?
なんかすっごい夢感あるんだけど…
拓叶の手を離して、自分の頬を捻る…
「痛い…」
『ぷっ、夢じゃねーよ。
しかも、寝ぼけて言ってねーし…』
「…それじゃ」
『本気で、好きなんだけど。』
「そんな…」
クラスの爽やかイケメン内山くんが、あたしのことを?
ありえないよ。
「ひゃっ…」
『可愛い声出してどうした?』
首筋を生ぬるい感触が走った…───
なにこれ、舌?
「…怖い」
『…悪い。
ちょっと、意地悪し過ぎた。』
ぎゅっとあたしを抱きしめる拓叶…
「きゃっ…」
次は耳を唇で挟まらて…
『やべ…お前のこと、襲いそう。』
「た、拓叶!?」
『お前、可愛すぎんだろ。』
拓叶はゆっくり息を吐くと、あたしを再び抱きしめた。