もっと、めちゃくちゃにして。←ベリーズカフェ限定公開
台所でタオルを絞って、拓叶の汗を拭いていく…
「Tシャツ、着替える?」
『いい…かな』
「じゃぁ、汗拭くからちょっと捲るよ?」
Tシャツを少し捲り、お腹を見るとそこには想像もしなかった痣があった…
『バレたか…』
「この痣…もしかして」
『藍と同じだよ。
俺のはたぶん、消えない』
お腹にあるのは棒なようなもので叩かれた痣…
「そんな…」
『背中にもある』
そう言うと、拓叶は身体を横にした。
恐る恐る捲ってみると、お腹とは違うタイプの痣が複数目に入った。
火傷…?
煙草と、後は熱くて長いもの…
もしかして、ヘアアイロン!?
そんな…あたしのお腹にある痣とは比べ物にならない…