イケない☆時間




「てか、あたしの質問に答えてよっ!!!!」



「……?」




あたしがそう言うと、秋埼春斗は繭……じゃなくて、眉をピクっと引きつけた。



「だ、か、ら!!!!!なんで、有名なあんたがこんな一般なところにいるのよっ」


こんな聞き方をしたあたしが、馬鹿だったのよ……。



「知りたい?」



秋埼春斗はまたまたニヤリッと笑って、あたしとの距離を縮めていく。



「なんで、近づいてくんのよっ」



あたしは、秋埼春斗が近づくと同時後ろに下がるけど、あいにくすぐに壁がこんにちは♪



あたしは、タラッと汗をかきながら前をみる。




「俺がここにいる理由は、









仕事が面倒になったから」



へ?



「いちいち、付きまとってくる女子はウザイわキモいわ、しかも全員ブスばっか!!!!」




んな!!!
それ、ファンの人に完璧失礼じゃない!!!!



あたしもファンなのにっ



イャ、ファンはホントの秋埼春斗を見てやめたけどね?


やめるの方が合ってるかな?
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