イケない☆時間
「あ!!!そだ!!!学校っ!!」
あたしは学校がある事に気づき、カンフー体勢をやめる。
早く、制服に着替えなくちゃ!!!!
「・・・」
あたしは、秋埼をチロッと見る。
秋埼はあたしのベッドの上であぐらをかいていて……。
「んだよ、ジロジロ見てんじゃねぇよ」
と、あたしが秋埼をガンミしていたら、秋埼が眉をピクッとさせて睨んできた。
「あのさ……」
「ぁ?」
「着替えるから……部屋を出てくれない?」
あたしが、身を縮ませてそう言うと秋埼はニヤリッと笑った。
い、嫌な予感………。
「やだね」
秋埼はニヤリッと笑ったまま手を組んで、
「別に減るもんじゃないし気にせず着替えろよ」
「は、はあぁぁぁ!!!?死ねっ!!!!」
あたしは顔を赤くしながら、近くにあったぬいぐるみを秋埼に投げ付けた。
「なんなら、俺が脱がしてやろうか?」
誰が
そんなこと
頼むかぁあぁぁぁあ!!!!
あたしは、顔を更に赤くしてまた秋埼にぬいぐるみを投げ付けた。