イケない☆時間



学校は無事終わり、



あたしは千里とのんびり下校する。




「あ!!!そうだ♪
今日、繭ん家行っていい?」



「え!!!?なんでよ?!」




いきなりの千里の発言にあたしは大きく反応してしまった。



「なんでって……
繭ん家行くのに理由なんていらなかったでしょ?」



千里は首を斜めに傾けながら目をパチパチと瞬きさせながらそう言った。




そうだった!!!!



秋埼なんていなかったから



今まであたし、理由なくても暇だったら
千里を家に入れてたんだった!!!!




「で、でもあたし今日は家でゆっくりしたいんだぁ〜なぁーんて思ってみたりして………?」



またまた背中や後ろの首筋に冷や汗をいっぱいかきながらあたしは目を泳がせた。
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