イケない☆時間
「んっ……ハァ…っ……ぁ」
頭がクラクラする。
秋埼は、あたしの胸を強く強く揉みながら角度を何度も変えてキスを続ける。
やめたいのにやめれない。
止めたいのに止まらない。
唇がやっと離れて、秋埼は綺麗な真顔で
「もっとしたいって………言えよ」
そう耳元で囁きながら、あたしのお腹を触る。
「ぇ……?」
あたしはまるで酔っ払ったオッサンみたいに顔を真っ赤にしていた。
でも、あたしは確かに秋埼っていうお酒に酔っているのかもしれない。
頭がポワーンといい気持ちだもん。
「言えよ……もっとしたいって」
ピーンポーン……。
ものすごいタイミングで目の前の玄関のインターホンがなった。
イャ、それより
助かったぁ………。