イケない☆時間




「んじゃ、そろそろ俺帰るな?」



「うん!!!ホントにありがとうね?」



「そこまで感謝されるとこっちも嬉しいよ」




またまた可愛い笑顔で松村くんは照れていた。



「あたしはホントの事を言ったまでだもんっ♪」



「………」




あたしが笑顔になった瞬間に松村くんは目を見開いていた。



「?
どうしたの?」



「え?イャ………その……なんでもない」



「?」



「イャ……その……」




かぁぁぁあぁああ!!!


っと松村くんの顔がだんだん赤くなっていくのがわかった。



「松村くん大丈夫!!?
顔真っ赤だよ?!
熱があるんじゃ………」



「ぇ!!!?イャ大丈夫!!!
んじゃまたな?」



そういって松村くんは真っ赤になった顔を両手で慌てて隠しながら



走ってエレベーターに向かっていた。



「……?」



どうしたんだろう?
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