イケない☆時間
「とりあえず、あたしにそんなバレバレな嘘はきかないわよぉ!!!!」
オーッホッホッホ!!!
と、まるで悪者な魔女みたいな笑い方であたしはバックを持ち、
学校に向かった。
「繭おはよう♪」
「おはよう、千里っ」
いつも通りの会話。
いつも通りの光景。
どこも変わった所なんてないじゃん?
改めてあたしは安心した。
でも
「やべぇぞ!!!!」
「嘘〜!!!」
「急げぇ!!!!」
猛スピードで学校に向かう人達。
それはあたしと同じ制服をきていて、ウチの学校の人達と分かる。
でも、なんであんなに
急いでるの?
「皆、なんであんなに急いでるんだろ?」
「あたしたちも言ってみる?」
「うん」
あたしと千里は、急いで学校に向かった。