イケない☆時間




すると、あたしの学校の正門にはたくさんの人達が集まっていた。



なんじゃこりゃ!!!?




「一体、何が始まろうとしてるのよ??!」



「里村さん!!!」



たくさんのヒトゴミの中、松村くんに声をかけられた。



「これ、一体なんなの!!?」



「これ、実は………」



松村くんが言いかけた瞬間に、周りは更にざわつき始めた。




すると、皆の視線の先には一台の高級車、リムジンが!!!



皆は、素早く真ん中を空けて、道を作った。




リムジンは正門に止まり、中から執事みたいなヒゲの生えた黒いスーツを着たおじさんが出てきた。




やがて、その執事は後ろのドアを開け、




中から四人の女の子が出てきた。



だ、




誰!!!?




わぁぁぁあ!!!!
とうるささが増す中。



「スイートガールズだ!!!」



「紗耶香ぁ!!!!」



「美砂ぁ!!!!」



「綾芽ぇ!!!!」



「海ぃ!!!!」




よくよく見たら、あたしらの周りは



男子ばかりだった。
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