愛され姫はぶりっ子ちゃん!?








英語の先生「えー、じゃあこの問題を…黒澤」




黒澤「ゲッ…」




ただいま授業中。


英語のね。



黒澤当てられてやんの。





「くふふふ」




黒澤「ボソッ…笑ってんじゃねえよ!」



「ボソッ…黒澤分からないんでしょ〜」




あらあら怒りの表情丸出し。


図星なのね。



ここは私が助けてあげよー。



「先生〜!この問題、私が解いてもいいですかぁ〜??」




英語の先生「?あ、いいぞ!」





「えー、…」





そして私は。黒板に答えを書き、席に着いた。





「ボソッ…感謝してよね」




黒澤「ボソッ…お、俺だってそのくらい解けたし!」




どーだか。





英語の先生「…か、完璧だ。それに、発音も…。
小沼、頑張ったんだなっ」




え、いやいや泣くほど?


勉強してないけどねー。






クラス「凄い!!」


クラス「今度勉強教えて!!」






あ、あはは。いやよ。






「ん〜、柚香ぁ〜。教えるのはちょっと苦手かも〜!今まで、勉強するのがやっとだったし〜?もう少し勉強出来るようになったら教えるね〜!」




クラス「「うん!!」」






ちょろい奴ら。






木部・西倉・黒澤「ボソッ…黒い」











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