愛され姫はぶりっ子ちゃん!?




「ありがとう。いい情報が貰えたわ」


元毒氷A「調べればすぐ分かるだろ」

元毒氷B「結構大事だったしな」



…………うざっ。





「にしても、遅いわね」


私が倒そうかな。


元毒氷B「ほんとだぜ。お前、忘れられてんじゃえねの?」


「あなた達、私を解放してくれない?
どう見ても、今は人相が悪いだけで悪い事するようには見えないんだけど」


元毒氷A「まぁ、そうかもな。皇輝らをちょっと脅かすだけだ。」


「はぁ、本気でボコられるわよ?」


まぁ、私の方が強いけど。


元毒氷A「だったらお前が皇輝らを止めてくれ」



意味わからないんですけどー。
じゃあ、最初からこんな事するなよ。








一之瀬「柚香!!!」

一之瀬以外「!!!!」


あ、来ちゃった。







「ねぇ、私はどうすればいいの」


こっそりと元毒氷達に聞いた。



元毒氷B「お前は人質役だ」


役って、私は元毒氷の仲間かって、、。

「分かったわ。少しだけ協力してあげる」

面白そうだし。







一之瀬「柚香を返してもらう」



元毒氷A「ふっ、それは出来ねえな。」



元毒氷Aは私の首にナイフを向けた。



「きゃーーたーすーけーてー」

棒読みになっちゃった。

気づかれないといいけど。



皇輝達「ナイフ!?!?」



黒澤「ふざけるな!!」

山本「私達の姫に何かしたら許さないわよ!!」

木部「姫を返せ!!」


元毒氷B「だーーーれが!返すかよ!!!
お前達があの時、俺たち毒氷を解散させた事を謝るっつーんだったら返してやる!」



一之瀬「なんだと」


わーーぉ、総長お顔が怖いこと、、。

まるで鬼ね。




元毒氷A「まぁ、俺はこの姫ちゃんの事気に入っちゃったから返したくねえけどなー!!!」



元毒氷以外「「はぁー!?!?!?」」


意味不明な発言とともに、
元毒氷Aは私を自分の体に引き寄せようとしてきた。


こいつ、調子乗りすぎ。




抵抗して、離れようとした時、






グラッ



「えっっ」


私はバランスを崩した。







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