愛され姫はぶりっ子ちゃん!?





一之瀬side



「柚香!!」


柚香は崖から海へと落ちてしまった。

それと同時に、俺は海に飛び込んだ。




飛び込んだ時に気づいたが、柚香は泳げないことを確信した。



沈みかけていた柚香を俺は抱き寄せた。


「おい!柚香!!」

気を失っている?



取り敢えず俺は岩の上へと柚香を引き上げた。


「おい!大丈夫か!?」


体を揺さぶっても何も反応がない。


息をしてない。




「…仕方ない」




俺は柚香に人工呼吸を始めた。




お願いだ。
助かってくれ。








柚香「…ぅ」




!!!!。



「柚香!分かるか!?」



柚香「かはっつ、、。



一之瀬……」





「あぁ、俺だ」




良かった。





「柚香は大丈夫だ!!」



俺は上のやつらに届くように叫んだ。










一之瀬end






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