愛され姫はぶりっ子ちゃん!?




一之瀬side





正直、露天風呂で赤姫に会ったのは驚いた。


見た瞬間に後ろ姿でも本人だと分かった。
感が働いたのか今も不思議だ。


実際、知らない女にそんな事したらただじゃ済まない。

仮に赤姫じゃなかったら今頃俺は…。


でも、いつ会えるか分からない人物だ。場所はともあれ、言いたいことも言えたし良かったと思う。










それよりも、今は柚香だ。



柚香は夕食後に聞きたいことがあると言ってきた。

まだ、俺達は柚香の事を分かりきってる訳では無い。
この際だ、俺達が答えられることは全て答えよう。
そう俺は決意した。






夕食後、柚香の口からある人物の名前が出てき驚いた。










いや、俺はそれを待っていたのかもしれない。






















柚香「ねぇ……………………小沼颯太って知ってる?」







皇輝「「「…っ」」」




俺達は小沼颯太という人物の名前に戸惑いを隠せなかった。



やはり、知っていたか。




柚香「知ってるのね。元毒氷に聞いたの。

小沼颯太は皇輝の元総長だって事をね。私、お兄ちゃんはどこかの不良グループのリーダーかなんかだと思ってた」


やはり、調べていたのか。


「颯汰さんは、俺の前の総長だった」



柚香「私が小沼颯太の妹だから皇輝に入れたわけ?知ってるでしょ?私があなた達の大切な総長を、小沼颯太を殺しったて事」




柚香は勘違いし過ぎだ。

自分を責めすぎてる。





「柚香それは違う。颯太さんに妹は必ず、海崎学園にに入ってくると聞いてはいたが、顔までは分からなかった。あの日、俺は屋上で柚香にあって、妹だと分かったんだ。」





西倉「俺達は颯太さんが妹を庇って亡くなったと聞いているます。決して柚香さんは人殺しではなです」




あとに続くように、未来と怜斗と元輝は頷く。






小沼「たとえ、私を庇ったとしても私がいたからお兄ちゃんは亡くなった。変わりない」



柚香…違う。




俺は、言葉では上手く伝えられない。







だから、柚香に少しずつ近ずいた。











一之瀬end





















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