愛され姫はぶりっ子ちゃん!?






「皆ぁ〜!!おはよぉ〜!!」



クラスメイト「「おはよ!!」」


クラスメイト「夏休みどこか行った??」


うん、答えるのがいちいち面倒。

「うん!でもねぇ〜柚香、補習ばっかだったのぉ」


1日だけだったけど。


クラスメイト「そうだったんだ…」



「でもねぇ!沢山補習したからぁ、次のテスト絶対に上位だと思う!!!」



黒澤「ほぉー、それは本当か?」


「あ!黒澤君!おはよう!!ほんとうだよぉ」



黒澤「無理だな、俺も抜かせないだろお前」


とっくの昔からお前の上だわ。

西倉「朝からやめてくだい」


木部「柚香ちゃんが可哀想!」



「ボソッそーだそーだ」


黒澤「うっぜえ、お前の嘘キャラ言いてぇ」


そんな事を言ってきた黒澤。


私は黒澤の耳元で


「…そんな事言ったらただじゃ済まないわよ」



黒澤「…こ、こわっ」





木部「柚香ちゃんにはかなわないね!」


西倉「そうですね」





ふふふふふふ。



「黒澤君!次のテストで私と勝負よ!」


黒澤「はぁー?」



「ねぇ!いいでしょぉ〜?私そしたらぁ、勉強する気になるしぃ!」



黒澤「分かった、望むところだ。どーせ俺にはかなわないだろーけどな!」




見てろよ黒澤。




木部「…なんか、柚香ちゃん黒い」


西倉「…俺もそう思います」




なんか喋ってる?


「なぁに〜??」



木部・西倉「「いえ、なんでもないです」」






クラスメイト「なんか、面白くなってきた!!」



おい!

てか、黒澤とか混ざってきた途端に静かになったよな?

別に怖くないのに。






て言うか、私こそ黒澤の嘘キャラ言いたいわー。


そしたら、クラスのバカキャラ決定ね。














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