愛され姫はぶりっ子ちゃん!?
黒澤「そうだ!小沼!!!」
うるさっ。
「何よ」
黒澤「テスト勉強しなくていいのかよ!」
あ、心配してくれてるのかな?
て言うか、黒澤…
「黒澤、負けず嫌いなのね」
山本「あ!怜斗ちゃっかり勉強してる!柚香ちゃんに抜かされるのが怖いんだ〜!」
黒澤は片手に小さな問題集を持っていた。
黒澤「なっ!ちげーーよ!!!俺はいつもテスト前は勉強してんだよ!!」
西倉「でも、ビリを争っているという…」
黒澤以外「「…はぁ」」
黒澤「なんなんだよ!皆して!!つーか小沼!!
お前は人の事馬鹿にしてる場合か!!!」
一之瀬「確かにそうだよな、大丈夫なのか?」
山本「健人が柚香ちゃんを心配してる!」
…確かに心配されてる。
「まぁ、大丈夫よ。今までは、わざと間違えてきたんだから」
木部「もしかして、問題読まないで適当に答え書いてたとか…?」
「そうよ。私が本気出したら満点確実よ」
黒澤「お前、冗談きついぜ」
一之瀬「性格偽っているってことは、柚香の言っていることは無くはないな」
西倉「そうですね」
「まあ、テスト終わるまで待ってて。結果出たら分かることよ」
山本「なんか怖いわね」
黒澤「ボソッ…負けねぇ」