絶対命令アプリ
歩はあたしに気が付き一瞬にして青ざめた。


昨日あたしが下した命令を、決して忘れる事はないだろう。


「どうしたの?」


紗菜があたしと歩を交互に見て不思議そうな表情を浮かべる。


「……なんでもない」


あたしはそう返事をして教室へと入った。
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