絶対命令アプリ
部屋の中の電気は消され、薄暗い。
その部屋の隅で膝を抱えている博の姿があった。
颯樹の顔を見るなり、サッと青ざめて小刻みに震え始めている。
相当怯えているのが見た目だけで理解できた。
「博、一体このアプリはなんなんだよ」
颯樹が怯えている博へ向けてスマホを差し出し、そう聞いた。
博はブルブルと震えるように左右に首を振っただけだった。
「なんだよ、お前が俺に紹介してきたんだろ?」
眉根を寄せて颯樹が言うと、博が口を開いた。
「B組には、もう数人に広まってるんだ」
「このアプリがか?」
その部屋の隅で膝を抱えている博の姿があった。
颯樹の顔を見るなり、サッと青ざめて小刻みに震え始めている。
相当怯えているのが見た目だけで理解できた。
「博、一体このアプリはなんなんだよ」
颯樹が怯えている博へ向けてスマホを差し出し、そう聞いた。
博はブルブルと震えるように左右に首を振っただけだった。
「なんだよ、お前が俺に紹介してきたんだろ?」
眉根を寄せて颯樹が言うと、博が口を開いた。
「B組には、もう数人に広まってるんだ」
「このアプリがか?」