あの夏、君に恋してる
なんだって。面倒くさい。


1-Aの子は誰かな…


近づいてくる子は、色素が薄くて、セミロングのふわっとした髪型の子。美人というより、可愛いがしっくりくる彼女によく似合っていた。


「あの、えっと、はじめまして。1-Aの藤森 叶瑚です、、その、宜しくお願いします!!」


顔を真っ赤にして、話しかけてくるその子は、さっきの子だった。
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