"鬼"上司と仮想現実の恋
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21時半。

「暁里さん、電話鳴ってません?」

百合ちゃんに言われて携帯を見ると、悠貴さんから。

「もしも〜し?
悠貴さん?」

『だいぶ、ご機嫌だな。
仕事終わったから、そろそろ迎えに行くよ。』

「はーい!
お疲れ様です〜」

電話を切って、桜たちに言った。

「今からお迎えに来るって。」

「もう、ラブラブですね〜」

「羨ましいです〜」

桜と百合ちゃんが口々に言う。

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10分後。

「暁里!」

悠貴さんが店に入ってきた。
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