"鬼"上司と仮想現実の恋
30分後、歓迎会はお開きになり、百合ちゃんは田中君に送られて帰った。
2人、うまくいくといいなぁ…
私はもちろん、悠貴さんとタクシーで帰宅。
・:*:・:・:・:*:・
「ふふっ
毎日、俺の腕の中に暁里がいる。」
シャワーを済ませ、2人横になったベッドで悠貴さんが言った。
悠貴さんは、私の髪を梳く様に撫でながら、
「いつも俺の側にいてくれてありがとう。」
と言った。
「ふふっ
こちらこそ、いつも私の側にいてくれて
ありがとう。
お陰で毎日が幸せだよ。」
2人の甘い週末がここから始まる…
─── 歓迎会その② Fin. ───