"鬼"上司と仮想現実の恋
「悠貴さんは、恥ずかしくないの?」
「なんで?
このダイアリーは、暁里の想いが溢れてて、
俺の宝物だよ。
これがなかったら、暁里は俺と結ばれて
なかったかもしれない。
これには、俺のずるい所は映ってても、暁里は
素直でかわいい所しか映ってないから大丈夫
だよ。」
悠貴さんはそう言って、私の手を握った。
いつもなら肩を抱いてくれるのに、隣同士でも椅子が遠くて、手を握るのが精一杯。
今はそれが寂しかった。
すると、悠貴さんは、突然立ち上がった。
そして、私の後ろに回ると、後ろから私をぎゅっと抱きしめた。
「悠貴さん?」
戸惑う私が振り返ろうと首を回すと、
ちゅっ
と悠貴さんはこめかみキスをした。
「悠貴さん!!!」
突然のキスに私は、抗議の目を向けたが、
「暁里の目が、手だけじゃ足りないって
言ってたから。」
と言ってクスリと笑った。
「なんで?
このダイアリーは、暁里の想いが溢れてて、
俺の宝物だよ。
これがなかったら、暁里は俺と結ばれて
なかったかもしれない。
これには、俺のずるい所は映ってても、暁里は
素直でかわいい所しか映ってないから大丈夫
だよ。」
悠貴さんはそう言って、私の手を握った。
いつもなら肩を抱いてくれるのに、隣同士でも椅子が遠くて、手を握るのが精一杯。
今はそれが寂しかった。
すると、悠貴さんは、突然立ち上がった。
そして、私の後ろに回ると、後ろから私をぎゅっと抱きしめた。
「悠貴さん?」
戸惑う私が振り返ろうと首を回すと、
ちゅっ
と悠貴さんはこめかみキスをした。
「悠貴さん!!!」
突然のキスに私は、抗議の目を向けたが、
「暁里の目が、手だけじゃ足りないって
言ってたから。」
と言ってクスリと笑った。