"鬼"上司と仮想現実の恋
「で?」

「はい?」

「いつまでしがみついてる?」

「あ!!
すみません!」

私は慌てて、部長から離れた。

「くくっ
いいよ。
役得だな。」

ん?
部長、私がしがみついても嫌じゃないって言ってる?

「じゃあ、飯でも食って帰るか。」

部長が言った。

もう少し、遊んでたかったなぁ…

少し、残念に思いながらも、私は

「はい。」

と答えた。

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