苦いアメ
最悪な出会い
心地よい温かさに身を寄せ、今何時だろう?と思ったけど体が動かない。

カーテンの隙間から除く光。
チュンチュンと鳴いてる雀。
穏やかな時間が流れている。

このまま会社を休みたい。
そう思ったけど、今日は大事な案件があったはず。
休むわけにはいかない。

そう思い、無理やり体を起こした。

「…ん?」

なんだろう…この違和感。
いつも通りの朝を迎えた…はず。

ふと、隣に気配を感じたので見てみる。

「…。」

おそらく私は目を大きく見開き、口を半開きにしているだろう。なんて間抜けな顔なんだ。

えっ?え??

な、なんでこんな所に…


じーっと見つめていると、ゆっくり寝返るを打つ親友。


の、奏太がいた。


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