苦いアメ
それはまるで新しい玩具を見つけたかのようだった。

背筋に嫌な汗をかく。最悪。
今日はとことんツイてない。


「ふーん、じゃあ期待しとくわ」


そう言って去っていった。

期待、かぁ…。私プレッシャーに弱いから期待の応えれるかしら?

そう思いながら、家に帰った。

家に帰ると、机に置き手紙が置いていた。

“昨日は悪かった。お前酒弱いんだから飲みすぎんなよ。あと、何もしてないから安心して。また後日に。”


何も無かった…よかった…っ!!

何かあったらどうしようと思った。
奏太とは良き友達でいたいもの。
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