それはきっと、恋でした
「あ〜。それかもね!ははっ。いやぁー、テレビの反響すごすぎるでしょ!」
テレビ。ねぇ…インタビュー内容が、ちょっとあれだったけど
あたしたちの日常は、いつもこんな感じ。
この町では、いろんな人が、あたしたちの名前を知ってる。
道を歩くたびに、ぜーったい声をかけられるんだ。
瑠衣と二人で歩いてる時は、特にね。
その理由は、未だに二人ともさっぱり!
「姫ちゃん。もう時間結構やばいよ??」