恋してる女の子って最高に可愛い
梨奈ちゃんにも「おはよう」と挨拶をして、飴をあげた。
「美羽ちゃんありがとう!私が教えた通りにやってるね〜!やっぱ美羽ちゃん可愛いよ!」
「えへへ、ありがと!」ちょっと照れくさかったけど、素直に受け止めた。
もうすぐ私の学校は、体育祭がある。
「次の時間に決めるからなー、みんな何の競技に出るか決めとけよ〜」と先生が言った。
競技の種類は、障害物リレー、二人三脚、あと、順番によって走る長さが変わる1000mメドレーリレーだったかな?
あと他にあるのは、全員参加の玉入れと、綱引き、応援合戦がある。
1000mリレーは足の早い順で8人選ばれて2つグループを作る。
なので、4人のグループが2つになるのだ。
リレーに参加する人は他の選択競技には出ることが出来ない。
足の早い人は強制参加だ。
みんなに何出るのか聞いてみようかな?
「梨奈ちゃんと麗香は何出るの?」
「梨奈はね〜、障害物リレー出たいなって思ってる!」
「障害物リレーかあ、運で勝ち負け分かれそうだね」
「梨奈、運動神経良くないし障害物リレーなら早さあんまり関係ないかなって!梨奈のせいで負けちゃったら嫌だから!」
「そっか、麗香は?」
「私は二人三脚に出たいな」
2人とも運動は苦手みたい。
「美羽ちゃんは何に出るの??」と梨奈ちゃんに聞かれた。
「私、多分1000mリレーに出ることになると思う、50メートル走の記録良かったから」
「えー!美羽ちゃんリレー出るの?」
「運動には自信があるの!」
なんで運動には自信があるかというと、小さい頃よくはしゃいで動き回ってたから体を動かす事が心地良いと思うからだ。
「そっかあ、頑張ってね!」
「うん!がんばるね!」
ちょうど話が終わったところでチャイムがなった。