恋してる女の子って最高に可愛い
おかえり
学校の授業が終わり、掃除をして久々に麗香と一緒に帰った。
「学校がある日に一緒に帰るの久々だね」と麗香に言われた。
「そうだね!最近一緒に帰れてなくてごめんね?」と麗香に謝った。
「え、謝らなくていいよ?でも…美羽と一緒に帰れなくて少し寂しかったな……」
「ほんとごめんね?これからはまた一緒に帰ろ?」と私が言うと、
「うん、帰る!」と素直に麗香が返事してくれた。
私は家に帰ってきて、「ただいまー」と言いながら家に帰ると「おかえりなさい」とお母さんが言ってくれた。
「お父さんと会って話せた?」と私が聞いた。
「話せたわよ、お父さん明日にでもこの家に帰りたいけど、来週ぐらいになるって言ってたわ」
「そっか、来週でも結構早いね!よかった、また家族みんなで暮らせてた頃みたいに戻れるんだね」
私は、ばらばらになった家族がまた一つの家で暮らせることに、ほっとひと安心した。
「お母さんね、お父さん帰ってくるってわかったからお仕事する時間減らすことにしたの、急に仕事やめることは出来ないし、とりあえず昼少し前から美羽が学校に行ってる時間帯だけにするわ」
「え、そうなの!?嬉しい!!」と私はジャンプして喜んだ。
働きすぎで倒れるんじゃないか、いつか体調崩すんじゃないかって心配してたから、時間減らすってだけでとっても嬉しかった。
「早朝からのお仕事なくしてもらったから、お弁当もう私1人で作れるけど…美羽はどうしたい?正直、美羽はもう1人で料理出来ると思うから私が教えることはないと思うから、朝わざわざ一緒に作らなくてもいいと思うけど」
「どうしようかな……?」と悩んでいると、
「授業中眠くなったりするでしょ?だから私1人で作ろうか」とお母さんが提案してくる。
確かに、眠くなったりして授業に集中出来ない時も多々あった。
「じゃあ、お母さんにお弁当作るのお願いしてもいい?」と頼んだ。
「わかったわ」
「その代わり!夕食でいいから、たまに一緒に作らせて!!」
「いいわよ」
「やったあ!」
私はお母さんと一緒に作る時間が好きだったからどうしてもこの時間を無くしたくなかった。
でも、お弁当の事はお母さんの言う通りだったので、夕食ならちょうどいい時間だと思った。
「あ〜、お父さんがこの家に来る時が楽しみだなあ!」と私が元気よく言うと、
「そうね、私も楽しみだわ」とお母さんも言った。
「いっぱい美味しいご飯食べさせてあげようね!」
「ええ、どんな反応してくれるか楽しみね!」
私とお母さんは、お父さんがどういう反応するかいろんな予想をした。
その後私はお風呂に入ってスキンケアをねる準備をしてぐっすり寝た。