恋してる女の子って最高に可愛い





「美羽ちゃんおはよ〜!あれ?なになにー?いい雰囲気だね!いちゃついてるの?お邪魔だったかな?」っと茶化してくる。




「あ、梨奈ちゃんおはよ!もう、梨奈ちゃんったら〜!茶化さないでよ〜!ていうか、早いね?もう着替えてるんだ?」




「うん!さっきトイレ行って着替えてきた!その方が早いと思って!」




「そうなんだ…、私もそうしようかなぁ?」





「そうしなよ〜!今ならまだトイレ混んでなかったから今のうちに行ってきな〜?」




「わかった!そうする!じゃあ、行ってくるねっ!」




「は〜い!行ってらっしゃい!」




私はトイレに行ってる間、梨奈ちゃんと樋口くんが話してる内容は知らない。




「樋口くん、聞きたいことあるんだけど…いいかな?」




「いいけど、なに?」




「美羽ちゃんの事なんだけどね〜、正直どう思ってる?」




「どう思ってるって優しいやつだと思う」




「もし、今ここでもう会えませんって言われたら樋口くんどうする?」




「そんなの嫌だ、俺は必死に美羽のこと探すよ」




「じゃあ、美羽ちゃんに彼氏が出来たら、樋口くんはどうする?」




「え……、さっきからなんでそんなこと俺に聞くんだよ」




「いいから、早く質問した内容に答えて!」梨奈ちゃんが急かす。




「俺は美羽のこと好きだから、あいつに俺以外の彼氏出来るなんてまっぴらごめんだし、俺自身が美羽じゃなきゃ嫌だ、でも……その彼氏が美羽のことちゃんと大切に出来るのか、泣かせたりしないか、俺が見て本当にあいつに合ってるなら……もしかしたら…」




樋口くんが弱気になっていると、




「樋口くん、自分の気持ちに気づいてたんだねっ」と梨奈ちゃんが言う。




「なんだよそれ」




「美羽ちゃんが樋口くんのこと好きなのは知ってるよね?」




「ああ、しってるよ」




「美羽ちゃんは樋口くん以外の人と恋人になることは絶対にないと思うから、大切にしてあげてね」




「そんなのわかってる」




「美羽ちゃんが告白したらちゃんと受け止めてあげてね」




「あぁ、わかったよ」




ここまで話すとタイミング良く、私が帰ってくる。




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