恋してる女の子って最高に可愛い





「やったー!勝てたね!でも手痛い〜」と梨奈ちゃんが言った。




「うわあ、手赤くなってる…!」と私も言った。




「手洗いに行かない?」と麗香が言うので、




「私も手洗いに行きたい、縄についた砂が手にいっぱいついてて嫌だー」と私も言った。




私達は手を洗いに行った。




校舎近くの外にある水道。




「ひんやりしてて気持ちいい〜」と梨奈ちゃんが言った。




綱引きした後の私達の手は赤くなっていて、手の体温が上がっていた。




「ほんとだ!めっちゃ気持ちいい!」とかいいながら私達は手についた砂を洗って落とした。




次なんだっけ?と思っていたら










放送委員のアナウンスがなる。









“続いて、2年生による、1000mメドレーリレーです。出場者は、入場門の前に整列してください”













「2年生の1000mメドレーリレーが終わったら、次もうお昼だね〜どこで食べる?」と私は言う。




「そうだねー、どうしよっか?」梨奈ちゃんが言った。




「どうせなら外で食べたいよね、どこか日陰の木下とかの方がいいな〜」と私が言うと




「あっ、じゃあ校舎近くの大きな桜があった所は?」と麗香が提案する。




今はもう桜は咲いていないが、大きな桜の木がこの学校にはある。




「え、いいね!そこにしよっか!」と梨奈ちゃんが言った。




「じゃあ、樋口くんと早川くんに伝えに行こー!」と私が言って、みんなで2人のもとに向かった。




「樋口くん早川くん、お昼の事なんだけど…、大きな桜があった所の下で食べない?」と私が代表して言う。




「いいよ、炎天の下じゃ暑いもんな」




「僕もそれでいいよ〜」




2人ともおっけーしてくれた。




一方その頃、2年生は決着がついていた。




黄色団は2位を取ったらしい。




1位は赤団。




赤団普通に強い……。




でも、まだわかんないよね!




優勝狙えるラインだよね!




1位か2位が多いし!




お昼ご飯、で気合い入れて頑張ろう!




そう思った。




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