高校生らしい明るく爽やかなストーリーの展開で、読んでいて胸キュンとわくわく、ときめき感が伝わって来ました。反発しながらもお互いを意識しあう2人、そこをとりまく友人たちの友情も読んでいると良い関係が描かれていて青春してるなぁって感じました。
また離ればなれになっていた父親との再会も果たして家に帰って来たことも美羽にとって良かった出来事でその後の学校生活にも良い影響があったと思います。体育祭に向けてみんなが力を合わせて頑張ってる姿も良く表現されていてがむしゃらに突っ走るって程力まずに爽やか感が出てました。保健室での場面は胸がキューンとしました。
何気ない日常生活の描写が作家さんと同年代ということもあるでしょうが細かく描写されてました。
恋の行方と友情の深さが爽やかなタッチで表現されたこの小説で学生時代の自分はどうだったかなぁって思い出しました。ありがとう。