ツインズ
ふいに声をかけられて振り向く。

そこには勇輝くんが立っていた。

「勇輝くんも出てきたんだ。」

うんと頷き彼はわたしの横に座った

「いなく...なったんだよね。」

勇輝くんが噛めしめるようにつぶやく

「うん...。」

わたしはそれだけしか言えなかった
< 9 / 14 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop