借金取りに捕らわれて 2
プロローグ ~美羽side~
もう!遅くない!?
照明を抑えたお洒落で高級感漂う店内を見渡すと、遠くのソファーに一段と輝く彼がいた。
店のナンバー1が忙しいのは分かるけど、そのナンバー1にしたのはこの私でしょ?
バッグの中に入れてあるスマホの画面が光り、一瞬そちらに視線を向ければ、その明かりに照らされた白い封筒が薄暗がりに浮かび上がって見えた。
これどうしようかな~
バッグからそれを取り出し、昨日のお店でのことを思い出す。
「美羽ちゃんにこれあげる!」
私が働くキャバクラでのこと。
そう言われ渡されたのは何の変鉄もない白い封筒だった。
「これ将来絶対お金になるから!」
「え~なにそれ~超怪しい~」
中を確認すると2枚の写真が入っていた。
「だから、今度一緒にご飯行こうー」
「森住さんさっきからそればっかり~」
お酒の香りを吐きながら、ニヤニヤと嫌らしい顔でどしどし迫ってくるのをいつもの調子で押さえつつ、距離をおきたいのを我慢する。
だけど、正直ウザい。
いつもお尻触ってくるしさ~
このエロおやじ。
照明を抑えたお洒落で高級感漂う店内を見渡すと、遠くのソファーに一段と輝く彼がいた。
店のナンバー1が忙しいのは分かるけど、そのナンバー1にしたのはこの私でしょ?
バッグの中に入れてあるスマホの画面が光り、一瞬そちらに視線を向ければ、その明かりに照らされた白い封筒が薄暗がりに浮かび上がって見えた。
これどうしようかな~
バッグからそれを取り出し、昨日のお店でのことを思い出す。
「美羽ちゃんにこれあげる!」
私が働くキャバクラでのこと。
そう言われ渡されたのは何の変鉄もない白い封筒だった。
「これ将来絶対お金になるから!」
「え~なにそれ~超怪しい~」
中を確認すると2枚の写真が入っていた。
「だから、今度一緒にご飯行こうー」
「森住さんさっきからそればっかり~」
お酒の香りを吐きながら、ニヤニヤと嫌らしい顔でどしどし迫ってくるのをいつもの調子で押さえつつ、距離をおきたいのを我慢する。
だけど、正直ウザい。
いつもお尻触ってくるしさ~
このエロおやじ。