借金取りに捕らわれて 2
「そこから逃げたのか!?」
「ああ、間違いないと思う。」
「調べてみたら、この部屋の真下の部屋、2階も1階も、やぶ医者が借りてた。」
ここまで黙って聞いていた拓海さんが口を開いた。
「見取り図見て分かったが、階段が接している部屋からなら出入り出来るらしい。」
「何でこんなもんがあんだ?」
「この見取り図を持ってきた情報屋が言ってたが、元々このビルを作った前のオーナーがからくり屋敷好きで、こんなもんを作ったんだとよ。」
やはり、鍵と同様この見取り図も正規のルートで手に入れたものではなかったらしい。
今のは聞かなかったことにしよう…
「拓海さん、情報屋と知り合いなんですね!?」
武…何でそこに触れるんだよ…
「ああ、間違いないと思う。」
「調べてみたら、この部屋の真下の部屋、2階も1階も、やぶ医者が借りてた。」
ここまで黙って聞いていた拓海さんが口を開いた。
「見取り図見て分かったが、階段が接している部屋からなら出入り出来るらしい。」
「何でこんなもんがあんだ?」
「この見取り図を持ってきた情報屋が言ってたが、元々このビルを作った前のオーナーがからくり屋敷好きで、こんなもんを作ったんだとよ。」
やはり、鍵と同様この見取り図も正規のルートで手に入れたものではなかったらしい。
今のは聞かなかったことにしよう…
「拓海さん、情報屋と知り合いなんですね!?」
武…何でそこに触れるんだよ…