借金取りに捕らわれて 2
マズいこと言った予感Part2 ~篤志side~
「篤志さん、お疲れ様でしたー」
「ああ、お疲れー」
仕事を先に上がらせてもらった俺達は、裏口から出ると左右へ分かれた。
今日も疲れたなー
慣れた仕事ではあるが、終始立ち仕事で足が重い…
てか、全体的に怠い…
疲れてはいる。が、それでもこのまま家に帰るのもな~
給料日前で財布は軽いが少しくらいなら大丈夫か。
いつもの楽観的な性格が顔を覗かせ、どっかで一杯飲んで行こうと大通りへと足を向けた。
「篤志さん。」
「ん?」
呼ばれて声のした方を向けば、顔見知りが立っていた。
服装からするに、あっちも仕事帰りだろう。
「おう、久し振りだな。」
「篤志さん、今話してた人と知り合いですか?」
奴は長い足で近づいてくると、ヒロが去っていった方を向いて聞いてくる。
「うちに新しく入ったバイトだよ。」
「そうなんですか。」
「なんだお前~ああいうのがタイプなのか?」
隼人さんといいこいつといい、イケメンなら綺麗所を選び放題だろうに、モテすぎると逆に地味な奴に興味が出てくるのか?
「ああ、お疲れー」
仕事を先に上がらせてもらった俺達は、裏口から出ると左右へ分かれた。
今日も疲れたなー
慣れた仕事ではあるが、終始立ち仕事で足が重い…
てか、全体的に怠い…
疲れてはいる。が、それでもこのまま家に帰るのもな~
給料日前で財布は軽いが少しくらいなら大丈夫か。
いつもの楽観的な性格が顔を覗かせ、どっかで一杯飲んで行こうと大通りへと足を向けた。
「篤志さん。」
「ん?」
呼ばれて声のした方を向けば、顔見知りが立っていた。
服装からするに、あっちも仕事帰りだろう。
「おう、久し振りだな。」
「篤志さん、今話してた人と知り合いですか?」
奴は長い足で近づいてくると、ヒロが去っていった方を向いて聞いてくる。
「うちに新しく入ったバイトだよ。」
「そうなんですか。」
「なんだお前~ああいうのがタイプなのか?」
隼人さんといいこいつといい、イケメンなら綺麗所を選び放題だろうに、モテすぎると逆に地味な奴に興味が出てくるのか?