幸せを運ぶもの【短編集】


「ミユ」

優しい低いトーンで彼氏の声が部屋に響きます。


「いつもごめんね。やっと伝えることができた」


抱きしめて彼女の頭をポンポンしながら、胸の内を伝える彼氏の姿はとても絵になります。



「嬉しい。ユウくんも同じ気持ちでいてくれたんだね」


泣きながらも彼氏の胸の中で思いを伝える彼女。



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