ハツコイ
思いっきり柚を押し倒した。




その上に跨り、柚を見下ろす。




ビキニだからか、柚が呼吸する度に、胸元が上下するのがわかる。




そんな胸元…胸の谷間に、思わず心臓が脈打つ。




腰のくびれに、気を失いそうになる。





柚の裸はもうすでに見てるのに…あの時は暗かったからなのかな。




ヤケにドキドキしてる自分がいる。





「…そんな乱れるほど見せたいものが、他にもあるの?」




このビキニ姿を同級生が見たってだけで、苛立ちを覚える。




そんな俺のイライラを吹き飛ばすかのように、柚は呟いた。




「……もっと乱れさせて。乱れた私を…見……んっ!!」







…我慢の限界。





そんなに乱れたいなら…





乱れさせてあげるよ。




< 109 / 211 >

この作品をシェア

pagetop