ハツコイ
あれ?って思ったのは、その次に行われた二階会の時だった。
いつものように、みんなでワイワイ飲みながら話していた時のこと。
琉偉は相変わらずベランダで飲むのが好きなようで、りょうちゃんと話していた。
私は部屋の中で他のみんなと輪になって談笑。
「酒、空っぽじゃーん!」
突然、シゲさんが目の前の空き缶をゆらゆらさせた。
「ったく、シゲはほんと飲むんだから。」
そう言って立ち上がろうとした百合さんを止める。
「百合さん、私持ってきますよ。」
「あ、ほんと?冷蔵庫の二段目に入ってるの、適当に持ってきてー。」
楽しそうなみんなの笑い声を背に、キッチンへ向かった。
そして、お酒を何本か手に持ち、部屋に戻ると…
ベランダで話しているのが、琉偉と芽衣ちゃんに変わっていた。
「あれ…りょうちゃんは?」
「ああ、トイレじゃない?」
…その隙に、琉偉のところへ行ったのかな。
………って、私なに考えてたんだろ。
別に、ただ芽衣ちゃんが琉偉と話してるだけなのに。
ヤキモチ…?
だけど、前回の二階会で、私たちが結婚すること知ったわけだし。
まさか…ね。
………そう、思っていたの。
いつものように、みんなでワイワイ飲みながら話していた時のこと。
琉偉は相変わらずベランダで飲むのが好きなようで、りょうちゃんと話していた。
私は部屋の中で他のみんなと輪になって談笑。
「酒、空っぽじゃーん!」
突然、シゲさんが目の前の空き缶をゆらゆらさせた。
「ったく、シゲはほんと飲むんだから。」
そう言って立ち上がろうとした百合さんを止める。
「百合さん、私持ってきますよ。」
「あ、ほんと?冷蔵庫の二段目に入ってるの、適当に持ってきてー。」
楽しそうなみんなの笑い声を背に、キッチンへ向かった。
そして、お酒を何本か手に持ち、部屋に戻ると…
ベランダで話しているのが、琉偉と芽衣ちゃんに変わっていた。
「あれ…りょうちゃんは?」
「ああ、トイレじゃない?」
…その隙に、琉偉のところへ行ったのかな。
………って、私なに考えてたんだろ。
別に、ただ芽衣ちゃんが琉偉と話してるだけなのに。
ヤキモチ…?
だけど、前回の二階会で、私たちが結婚すること知ったわけだし。
まさか…ね。
………そう、思っていたの。