サーペンディス 天秤に架けられた少女



 すると口元で笑い、私に腕を伸ばした。そして、私の頭をぐしゃぐしゃに撫でた。

 何!?
 イーグレットさんは撫でるのを止めると、
「お前、よくそんな事聞くなぁ。俺は正真正銘の男だよ」
 はぁ・・・そうですかぁ・・・。
「それに、さん付けは好きじゃないんだ。イーグレットでいいよ。」
 はぁ・・・そうですか・・・。




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