サーペンディス 天秤に架けられた少女
彼女、アイリス・オフマンは私と魔法女学園からの同期生で一緒に衛兵大臣の座を争った張本人。
結局私は負けて彼女が衛兵大臣の座を勝ち取った。
しかし大臣職の激務でもともと体の弱かった彼女は倒れた。
彼女は重い病気になり辞表を出し、私を次期衛兵大臣に任命した。
彼女の関係者もいないし前衛兵大臣で王妃様の御慈悲と言うことでここに入院している。
彼女は体を蝕まれ声が出なくなっていた。
なので彼女はテレパシー<声無なき心の声>で呼びかけてくる。