君を食べたい。
クラスメイトが成人向けの雑誌を広げて感想を言い合っていても、
同級生や上級生、あるいは若い女教師の身体を想像して下品に笑い声をあげていても、

僕は1度たりとも共感したことは無かった。

あの女を抱きたいとか、あの子と寝たいだとか、そういう感情は一切なかった。



穢れた感情が無い というわけではなくて、僕は「普通」とはだいぶかけ離れた性癖を持っていたのだ。
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