眩しいひかり
基本、俺達はあまり女子が好きではない。
そりゃ人並みにみな経験はしてきたが、自分から求めることはまずない。
はあ……
授業といい、この女といい。
とてつもなく面倒くさい。
くだくだとその女の元へ行く。
「あの……今から屋上に来ていただけませんか?!」
上目遣いで目をうるうるさせながら行ってくるこの女。
とてつもなく不愉快だ。
そんな顔しても可愛いなんぞ1ミリも思わない。
逆にその顔面かムカつく。